お久しぶりです!
色々忙してブログには触れていませんでした。
全部終わった後の話になりますが、7/8をもって今年の全日肖展は無事幕を下ろしました。
私は初の出展となりましたが、この度小作品部門にて銅賞を受賞することができました。
受賞作品は『モノクロームへの誘い』という油彩と鉛筆の混合作品です。
親戚や多くの友人が絵を観に来てくれて、感謝に尽きません。
考えてみれば鉛筆画を始めて7年、公の場で絵を展示するのは初めてで自分の描いた作品をきちんと観てもらえる喜びを実感できたのも今回が初めてです。
誰にも見せない、誰にも観てもらえないのでは絵を描いている意味はないと思います。
私の場合は絵を描くことで心の平穏を保っているところもありますが、多くの方が誰かに絵を観てもらうことを前提に絵を続けているのではないでしょうか。
公募展やコンテストといったものは絵を不特定多数の方に観てもらえる、そして絵を評価してもらえる貴重な機会であることは間違いありません。
絵を褒めてもらったり高く評価されれば誰だって嬉しいです。
しかし、それが目的になってはいけないと思います。
私は「もらった相手が喜ぶ絵を描くこと」が目的です。
もちろん、多くの人が高く評価する絵が描ける、ということは結果として贈った相手に喜んでもらえる可能性は高くなるかとは思います。
しかし、賞をもらえる絵=誰かに喜んでもらえる絵には決してなりません。
これを履き違えると画家として生きることは難しくなるはずです。
公募展やコンテストに出展すること自体は行うべきですが、大事なのはどんな評価であったとしても一喜一憂せず、自身の絵に対する姿勢を崩さないことなんじゃないかと思います。
・・・とまじめなことを書いてみました。
まぁ一言で言うと色々楽しかったですね!
今後も公募展やコンテストには出品しようと思いますが、私は自身の画力をチェックする場だと考えていきたいです。
来年はどんなすごいのを描いてやろうかと考えるとワクワクが止まらないですね!