画家・保谷真司 公式ブログ 鉛筆画工房

肖像画家・保谷真司の創作活動と鉛筆画の描き方を発信しています

【初心者必見】どうしてリアルに描けない?鉛筆画初心者がやってしまう5つのミス その③

鉛筆初心者がやってしまうミスその③

鉛筆の使い分けができていない

 

皆さんは鉛筆の種類がどれだけあるかご存じでしょうか?

5種類?10種類?

いえいえ、もっとあります。

 

なんと!

22種類もあります!!

 

細かく分けるともっとあります。

小学生の時に使用したのはせいぜい3~4種類だと思いますが、デッサンや鉛筆画を目的とした本格的な鉛筆は、硬さ(濃さ)が少しずつ異なる鉛筆が様々あります。

鉛筆には硬さがあり、その硬さによって描いた際の濃さが変化します。

鉛筆の端っこの方にあるアルファベットと数字がその鉛筆の硬さを示しています。

22種類というのは具体的に次のようになります。

 

・H~10H

・B~10B

・HB

・F

 

HはHard(硬い)という意味で10Hが最も硬く、最も薄く描写することができます。

BはBlack(黒さ)という意味で10Bが最も柔らかく、最も濃く描写することができます。

HBはHardBlack、FはFarmの略称でどちらもHとBの中間の濃さですが、Fの方がやや硬いです。

分かりやすく硬い順(薄い順)に並べると

10H~H → F → HB → B~10B

 

鉛筆画は基本的にこれらの硬さの異なる鉛筆を使い分けで描いていくことになりますが、初心者の方はこう思うはずです。

 

「そんなたくさんの鉛筆使い分けられないよ!」

「気軽に始めたいのに22本も揃えないといけないの?」

 

大丈夫です。そんなに使わないので安心してください。

むしろ最初は少ない種類で練習した方が上達も早くなります。

私がお薦めする鉛筆は後ほど紹介いたします。

 

初心者の方が失敗する理由として、

・鉛筆を取り換えるのが面倒で、少ない種類の鉛筆で描こうとしている

・それぞれの鉛筆の特性を理解していないのに、たくさんの種類を使いすぎている

 

これらが挙げられます。

 

 鉛筆選びをしっかりしないとせっかく丁寧に描いても台無しです。

鉛筆を削るのがめんどくさいからといって、横着しないようにしましょう。

 

さて、じゃあ私がお薦めする鉛筆を紹介しましょう!

一通り使った上での紹介ですが、完全に独断と偏見なので、もし上級者の方々がこのページを見て「こいつ適当なこと言ってんな~」と思っても見逃してやってください><

 

私は普段ステッドラー社の鉛筆とシャーペン(他社)しか使っていません。

・マルス ルモグラフ 4H~2B 

・マルス ルモグラフ ブラック 6B・8B

・0.5mm以下のシャーペン 3本 HB・B・2B

 

ほとんどの絵はこれらで描き上げています。

マルス ルモグラフ ブラック 6B・8Bはカーボン鉛筆という種類の鉛筆で暗部のグラデーションを作るのに適しています。

写真のように仕上げたい場合、深い黒をしっかり黒く表現することは重要で、特に黒髪を描くときはこれらのカーボン鉛筆を重宝します。

私はこの鉛筆で髪を描くのが大好きで、一番消費が激しい鉛筆はルモグラフブラック8Bになります。

 

というのもこの鉛筆、しょっちゅう折れるんですよw

ただでさえ使用頻度が高いのに、削った直後に根元からボキッっとね。。。折れた芯が顔の部分で擦れた日にはこっちの心が折れそうになります。

まぁ元々軟らかい鉛筆だから仕方ないのかもしれませんし、私の削り方や筆圧に問題があるのかもしれません。

ステッドラーさん、もしこの記事を見てくれていたら濃さはそのままで強度だけ少し改良してほしいです(←見てるわけない)

 

明るいところの階調を作る場合、2Hより硬い鉛筆を使用しなければいけない場合はありますが、初心者の方にはお薦めしません。

硬い鉛筆は筆圧が強いと紙を痛めやすいんです。

紙に変な跡がついてしまうと修正が難しい為、最初は2B位の柔らかい鉛筆から練習すると良いでしょう。

 

本格的に鉛筆画をやる場合、鉛筆はステッドラー社のルモグラフか三菱のハイユニのほぼ2択だと思います。冒頭で鉛筆の種類は22種と説明いたしましたが、ハイユニはちゃんと22種あるのに対し、ルモグラフは20種類(10Hと10Bがない)となります。

その代わり(?)ステッドラー社はルモグラフブラックが4種あります。

 

ハイユニもいいと思います。描き心地とてもいいですし。

私がステッドラーを選んだ理由は2つあります。

 

一つ目はルモグラフブラックがあること。

二つ目は・・・

 

名前とデザインがかっこいいから!!

 

私が鉛筆画を始めようと、何も知らずに世界堂さんに行った時に目に留まったのがマルスルモグラフだったわけですね。

高級鉛筆!渋いブルーのデザイン!ドイツ製!

形から入るタイプなので、これだ!と思って購入したわけです。

それ以降、こればっかり使ってます。

 

それだけ?

はい。それだけです。

 

でもね、何かを創る時に道具に愛着があるって結構大事だったりするんですよ。

いい道具を使っていると、創作意欲が湧くというかテンションが上がるというか。

それに同じ道具を使い続けた方が学習しやすいですし。

結局ハイユニとか他の鉛筆を試したのは鉛筆画を始めて1年以上後になります。

 

また手持ちの8Bがなくなりそうだから買ってこないとなー。通販でもいいけど画材店行くとテンション上がるから行ってこようかなー。

 

・・・あれ。この記事なんの話してたんでしたっけ?

 

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